本日は、平成25年(2013年)1月27日日曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 中小企業診断士の立石です】

平日昼間の移動中、就活中らしい服装の方を
よくおみかけいたします。

1月12日土曜のブログに続き、
今回も就活ネタを。

あくまで私見です。
企業研究する場合、
業界、職種もちろん、
給与・賞与とともに、
休暇が多いか、また残業時間はどれくらいか?
いわゆる「きつい会社」は避けたい…と
お考えではないでしょうか?

いきなり厳しいことを申し上げるようで
大変恐縮ですが、
結論から言って「楽ちんな会社」は
ほぼ皆無だと思います。

賃金を得る対価→「時間を拘束されての労働」は
どの会社も共通で、きついものです。

よって、
きつい会社か、楽ちんな会社かという比較は
成立しないと思います。

ただ「きつい」という範疇の中で、
★「何が正しいか?」を追求する会社か、
☆「何が大切か?」を追求する会社か、
あるいは、
その両方を持ち合わせている会社があると思います。

ここで、
両極端な場合を考えてみます。

★「何が正しいか?」を追求する最強レベルの会社
正しい一例…営業予算を達成したものが常に正しい。
     ↓
なんだか、人情とかの余地がないですね。
正義の名のもとに、予算未達成の社員を
次々に自主退職に追い込み、周囲も
お構いなし。
高給与とかで釣るのがパターンだと思います。

また、性悪説で社員を信じないのも
この手の会社に多いような気がいたします。
→徹底した行動の管理(厳しいを超えて、コウルサイ管理)。

一方の
☆「何が大切か?」を追求する最強レベルの会社
大切な一例…社内の人間関係が全てに優先する。
     ↓
常にしまりが無く、ユルユルです。
お客さまのご要求が、常に後回しにされているかも
しれません。

そうなると、まじめな営業マンが
嫌気をさして退職しそうですね。

そして性善説で、社員を完全に信じる会社が
多いような気がいたします。
→確かに自主性尊重なので、非常に働きやすいのです。
しかし一方で、
お客さま満足度向上に反旗を翻す(ひるがえす)
一部の不良社員を厳しく指導できないシーンも
想定されます。

必要なのは、バランス感覚です。
「何が大切か?」以上「何が正しいか?」未満の
会社か正解だと思います。

さて、
ちょいと変わった視点を。
「労働時間が長いから」⇒【きつい会社】と
判断されていることについて(あえて異論、
恐れることなしです)。

フルタイムで17時まで働くのも大変なのに
残業なんて・・・・・とお考えでも、

入社して数ヶ月で、
まだ19時?
そして
あら?21時まわった。そろそろ帰るか?と
不思議と体が慣れてきます。

サボるのではなく、うまく力を抜くコツが
自然に身に付くからだと思います。

但し、息もつまるような
キーキーとコウルサイ管理下におかれたら
残業なんて、まっぴら!てところでしょうか。

私の会社勤め時代、
労働時間が長くても、
「やらされている」ケースでは、1時間でも苦痛でした。
「自主的」な場合は、残業代不要(欲しいとも思わない)で
深夜労働、毎朝7時出勤でも平気でした。
いわゆる仕事を楽しめていたからです。

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