本日は、平成25年(2013年)4月27日土曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 中小企業診断士の立石です】

【土曜日】は教養ネタです。

本日は、
中小企業診断士試験の話題です。

以下、
今回もすべて私見・個人的感想です

首題の1次試験7科目受験。
【総学習70時間と公開模擬試験受験のみで一発合格】は
私の体験談で真実です。

但し、これは2年目の1次試験7科目受験の
学習時間です。

1年目の総学習時間は
講義(週5時間)を含め
前年10月~8月の1次試験までの約10ヶ月で、
累計1200時間は超えていたと思います。
うち1次試験7科目に8割以上の時間を
投入していました。

とにかく1年目は時間がかかりました。
財務の企業価値、WACC、CAPM等は
ひとつについて、
理解するのに丸一日かかったこともあります。

私の受験2年目。
1次対策講義の無い2次専門のコースに通学。
1次受験は必須でありませんが
来年に備えて(何とも気弱)の
「保険受験」でした。

5月以降に1次試験学習を始めました。
(受験指導の予備校の
昨年の資料がメイン教材でした)。

各科目の主な学習内容と(所要勉強時間:h)
経済…貨幣(信用)乗数、消費の三大仮説(1h)
財務・・・仲間で集まって確認、工業簿記の原価計算:過去問(2h)
経営…受験予備校の昨年度定期試験の復習(12h)
運営管理…受験予備校の昨年度定期試験の復習(12h)
法務…受験予備校の昨年度定期試験の復習(15h)
情報…受験予備校から昨年度の直前時期に配布されたまとめの冊子(8h)
中小…昨年度白書(20h)

そして模擬試験は、とても役立ちました。
特に法務の法規や中小の施策は改正・変更等、
最新の内容が出題される場合が多々あります。
通学した予備校の模擬試験には
それを考慮した良問があり
助かりました。

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これから受験を考えている方へ

累計1200時間の学習時間で
絶句されるかもしれませんが、
残業と同じで
慣れればなんとかなるような気がいたします。

周囲の方と同様、
私も仕事をしながらの受験でしたので
勉強時間捻出法は、コマギレに確保することです。

早朝におきて学習、
疲れたところで外で軽い朝食とりながら学習。
そして日中は仕事。
仕事を終えて、予備校の自習室。
土曜日は、朝から夜まで自習室。

2年目の1次試験が
短時間の学習で合格できたのは、
【整理していたからです】。

1年目の「一生懸命の努力」と
「ちよっとした工夫で整理する」要領は合格の秘訣です。

模擬試験も本試験当日も
テキストは一切持ち込みませんでした。
科目ごとの
A5サイズのルーズリーフのみがツールでした。

がんばれば
一次試験はさほど難関ではないはずです。
初回記事の繰返しとなりますが、
難しいというより「量が多い」、
ただそれだけです。

なお、現在の
企業訪問サポートサービスのベースは
40歳台後半の私が合格するため
受験時代に確立した独自の工夫にほかなりません。
「相当な量と、記憶力の低下を工夫で乗り切る」という内容です。

受験生のみなさま
がんばりましょう。