本日は、平成26年(2014年)2月3日月曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 中小企業診断士の立石です】

中小企業診断士試験の話題です。今回もすべて私見・個人的感想です。中小企業診断士試験の話題は、バラエティ分野として土日祝日の記述(不定期)しておりました。本日は2月になって平日初日ですので、久々にカツをいれるためにも、例外的に綴ります。昨年から申し上げていました通り、8月盛夏の1次試験合格にむけ、寒いこの時期に取り組むべき科目は、最優先が財務・会計(特にファイナンス関連)、次に経済学・経済政策です。ともに時間がかかる科目であります。5月連休み明け時点で、この2科目がさっぱりわからない、ようやく始めるという方は、今年の1次7科目受験でストレート合格は絶望的です、5月以降の努力は、正直言って無駄な努力にしかなりません。昨年苦い思いをされた方は経験されていると思いますが、5月以降に財務・会計と経済学・経済政策をスタートさせると、気温が高くなってくるせいもあって頭が回らなくなり、一層の時間を要してしまいます。また本試験直前に詰め込み勝負となる他の暗記科目に手が回らなくなりなり、8月の1次試験本年度で7科目1発合格は絶望的になるのです。そういう意味で、頭がスッキリしている、今の寒い時期の努力が、大変重要になるのです。
さらに、同じ繰り返しになりますが、財務・会計は理解する科目ではなく、解答に至る手順をしっかり記憶する必要がある科目です。ご自身でレシピを作るのが得策です。もちろんPCを使ってまとめるなど時間のかかる作業はNGです、手書きで、自分さえ理解できるもので十分なのです。ミクロ経済学も同じです。

もちろん個人的感想ですが、◆ミクロ経済学の簡単な設問、◇ミクロ経済学の難問、□マクロ経済学の簡単な設問、■マクロ経済学の難問の4種類にあえて分類すれば、限られた試験時間内に対応しやすい順として、□マクロ経済学の簡単な設問→◆ミクロ経済学の簡単な設問→■マクロ経済学の難問→◇ミクロ経済学の難問のような気がいたします。過去問を見る限り、特に◇ミクロ経済学の難問は、本試験で3分以内に解答するのは困難なはずです。バッサリ切り捨ててもいいかもしれません、私の受験時代は、マクロ経済学は全体をさらりと流して、ミクロ経済学は基礎論点のみを固めました。

意外なことですが、中学校数学の一次方程式は、再確認する必要があります。難解な理論や初見の設問であっても、単に一次方程式が頭に入っていると、たやすく解答できる場合もあります。グラフの傾きは?と尋ねられて「分度器を使って計測する角度」のみを連想される方は 勉強仲間のみなさんと一次方程式の基本を再確認してみてください。それでは日々努力されている受験生のみなさま、がんばりましょう。それでは本日はお先に失礼いたします。