本日は、平成29年(2017年)10月14日土曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 元キーエンス社員、中小企業診断士の立石です】
本日も、経営コンサルタントとして国が認める唯一の国家資格『中小企業診断士』を目指す皆さま、
特に40代以上で受験を目指す方への激励です。
あくまで受験当時の体験、私見です。

40代後半の中小企業診断士試験受験  合格の秘訣④ 企業経営理論勉強法
10月開講のコースで通学を開始、当初は学習がとても楽しかったのですが・・・

以前、綴りましたが、中小企業診断士受験に際して、
私は受験指導の予備校に通いました。

10月開講のコース(週末1日:午前と午後の講義)でした。
最初の講義が『企業経営理論』。
この科目は、当初は苦手意識がなかったと思います。
お勤めの方なら「そういえばウチは事業部制だ」といったような
身近な話題も多く、通学も楽しくなります。

当時の私は、この程度の内容なら、難しくないなと・・・
実は、大きな勘違い)。
後に、この科目はテキストの内容を丸暗記しても、
全く過去問が解けないということを、思い知らされました
・・・それに気づいたのが3月以降、慌てふためきました。
3月に不得意と思わなかった「財務・会計」が、頭の中から飛んでいて復習開始(時間が無い!・・・)。
「企業経営理論を10月にやっておけば良かった・・・」とあせりました。

私の【企業経営理論】対策。過去問の利用(繰り返しの利用)

後半のマーケティングは、5月以降で間に合ったと思います。
10月にやっておきたかったのが、前半の問題(5つの選択肢から選ぶ等)。
相当きつかったです。
悩んだ末、企業経営理論は過去問を覚えるのではなく「考え方を理解することかな?」と仮説を立てました。
考え方を知るために、過去問の解説は相当役に立ちました。
その解説の要約を「すぐ見直せるメモ」(コチラをクリックしてください)にして臨みました。
また、会社勤務の経験がおありの方なら、 初見で5つの選択肢のうち、1~2つ程度は「あきらかに違う」と判断できると思います。

私は、その選択肢を×や、マジックで塗りつぶしました(以降は読まない)。
この作業のおかげで後日、過去問に取り組む際の時間短縮を図りました。
何度か過去問を繰り返していくに、最終的には「2つにひとつ」まで、
絞りこめるようになったと思います
(それでも、二択で引っかかる自分に情けなくなりましたが・・・)。

秘訣(常識?)
企業経営理論の試験は、後半のマーケティングから取り組む

受験指導の予備校での確認テスト、
そして本試験とも、試験開始後、まずは後半のマーケティングから解答するのが、 合格の秘訣だと思います。
これは、通学していた受講生では常識となっていました
(平成22年度の第1次試験、ストレートで合格した勉強仲間5名も、
もちろん同じでした)。ご参考までに。

合格を目指す40代以上の方々、がんばりましょう