本日は、平成29年(2017年)11月11日土曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 元キーエンス社員、
中小企業診断士の立石です】

今回もズバリ、創業まもない中小企業の経営者の皆さま、
そして大手企業の新規事業部門の責任者の皆さまへ、
製造業専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)として語ります。
キーエンスの成長要因のひとつは、創業者が考えた『行動指針』にも
あります。
皆さまの会社を成長させるために、
考え抜いた独自の『行動指針』を、策定されたらいかがでしょうか?

ボトムアップが必要な時代を経て、持続的な成長を実現するために求められる人材

本当の戦争や紛争は、まっぴら御免なのですが、
以前綴った、戦史に例えた記事が、反響が大きかったので
コチラをクリックしてください)、
キーエンスの直販営業担当者を、戦士のイメージでたとえます。
・中途採用の先輩方
・我々のような、急成長を実現した新卒入社世代(1980年代後半~)、
・ウェブが充実した21世紀以降入社の方

以下は、もちろん私見です。
・中途採用の先輩方は、以前綴りましたように(コチラをクリックしてください
アメリカ海兵隊といったところです。
そして
・我々のような、急成長を実現した新卒入社世代(1980年代後半~)、
(1980年代後半の業績は、コチラをクリックしてください)は、
間違いなく特殊部隊です。
勤務していた当時、海兵隊訓練の後、実際に特殊作戦の連続で、
成長ノウハウを獲得・蓄積した時代でありました。

キーエンスの行動指針で使われるワード

◆(▲▲意識)仕事は責任を・・・(以下略)
◆(〇〇意識)その仕事は何の・・・(以下略)
◆(■■意識)仕事のやり方が・・・(以下略)
頻出のワードは、上記の通り【仕事】(3回)です。

それでは、創業者の思い入れが最も強いと感じたワード[××]とは?

キーエンスに新卒入社された方なら、
現在も【行動指針】を、スラスラと答えられると思います。
そして、私と同じ印象を、もたれるはずです。
[××]は、頻出2回の用語、そう『考え』です。
つまり『よく考えて行動しなさい』ということです。

企業規模に限らず、皆さんの職場でも
怠慢な社員、何度もミスを繰り返す社員、
まるで成果の上がらない社員に
「もうちょっと、考えて行動しろよ」と、
指導したくなる場面があると思います。
キーエンスの行動指針は、まず黎明期においては、ほぼ同じ場面があり
ボトムアップの効果がありました。
いわゆる躾け(しつけ)の類です
(創業者が現場に一切関与せず、改善は、自動的に・速やかに進みます。
例えば、コチラをクリックしてください)。

また、勤める社員が、指示待ち、ルーチンワーク(仕事ではなく単純作業
と解されても止む無し)の姿勢のみでは、企業の成長は絶望的です
(利益は上がらない→もちろん年収も増えない)。
同じ内容の行動指針でありますが、成長につれて、
社員レベルのボトムアップの効果から、一段レベルを上げて、
創業者と同じ思考をもつ、高い意識の社員への変革を求められたのであります。

私が入社した直後あたりから、
『きちんと考えて、何かにトライする(本当の意味での仕事をする)』ことが
求められました。
正確には、そうしなければならない環境に直面したのであります。
キーエンスに勤務していた当時、高額であった精密計測機器の直販営業を
担当した体験を回想しますと・・・
センサ類と異なり、精密計測機器でニーズ先取り商品など、夢のまた夢・・・
そして、先行する大手ハイテクのライバル会社が、
本気でキーエンスを叩きに来た時代・・・
次回は、そのキツイ時代を回想しましょうか。