本日は、平成30年(2018年)3月10日土曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタントの
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】

明日は3月11日。
2011年(平成23年)同日の悲劇。
何があったか、ほとんどの方は
答えられることでしよう。

では、本日の3月10日。
73年前の東京大空襲の惨劇を
覚えていられる方は、
極端に少なくなると思います。

今日の午前。
電車に乗った際、杖を持たれた、
ご高齢の女性を遠目に見つけ、席を譲りました。
空襲の慰霊祭に、向かわれる途中だと。

1945年(昭和20年)。
小学生の時に、空襲の被害を受け、
友達4名が亡くなられたとか。

私の親は、この方より
少しだけ年上の世代だったので
[B-29][焼夷弾]の用語が通じます。
いまのお若い方で、
(現在の同盟国)アメリカと戦争をしたという事実を知る人も
少なくなってきたのでは?とも。

その現在のお若い方。
電車でお年寄りや、
子供さんを抱っこしている親御さんに
率先して、席を譲られる光景を見ます。
その人の[人としての高い質]を知らされます。
でも、そのシーンは、
年々少なくなってきていると思います。

私は、若い人について、
歴史を知っている、知らないより、
杖をついたお年寄りを見かけて、
席を譲らないのが(何も感じない?無関心?)、
本当に信じられません
(今日は、がく然としました)。

道徳の部分は、
車内でいくらアナウンスしてもダメ。
強制にしたら[権利云々][優先席に行け]だと反発される。

こうなったら、席を譲れば
携帯にポイントが自動加算されるという仕組みでも
導入するしかないのでは?と
真面目に思ってしまいます。

物事すべてを利で補完する。
それは最悪でありますが、
もはや、道徳が退廃しつつある社会には
しかたがないのかもしれません。