本日は、令和元年(2019年)10月27日(日)
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】

本日は【歴史・政治・経済など】の話題、
小説に近い『夢物語』の類です。

私は、思想的に【ほぼ真ん中】だと思いますが・・・

世間には、いろんな考えの方がいて、
相対的な見方で、
左側にいる方からは【右寄り】とみられ、
右側の方からは【左寄り】と解されます。

よって、【歴史・政治・経済など】の記事内容については、
どうぞご容赦頂くか
記事自体をスルーしてくださいませ。

2度の悲惨な被爆を経験した日本。
私も、世界から核兵器が廃絶されることを願っています

ところが、いったん核を手にした保有国は、
人類の願いに応じるつもりは、全く無いようです。
最終防衛兵器であるとともに、外交交渉時に優位に立てるといった
効果もあるからかもしれません。

日本の周辺では、
中国とロシアが間違いなく、
日本に核ミサイルの照準を向けているのは
軍事の常識だそうです。

また、北朝鮮が核ミサイルを手にしたのも、
どうも真実なようで、
物騒な事態に進んでいるようにも思えます。

ホントに大丈夫?

ミサイル防衛のために、
日本は、米国から地上配備型迎撃システムの
「イージス・アショア」を導入する予定らしいですが、
数千億円という高額さとともに、
素朴な疑問があります
【100%撃ち落せるの?】。
迎撃に失敗しましたでは、許されないですね。

一方で、
日米安保と米国の核の傘で守られているとの理屈で、
日本が核攻撃を受ける可能性は、低いなんて意見もありますが・・・
【信じて大丈夫なの?】

【戦わずして勝つ】

以前、政治分野に詳しいある方と、お話した際に、
なるべくお金をかけずに、脅威を排除する戦術を
討議したことがありました。
いい作戦?
以下にご紹介いたします。

日本が核武装をしないのは、これまで通り。
実は『核(ミサイル)を保有するフリをする』というのが秘訣。

たくさんの段階(フェーズ)があって、
フェーズごとに時間をかけて、順次すすめていく策です。

まず、ミサイル。
日本には優秀な民生用のロケットがあります。

1.この際、大気圏再突入の実験を実施。
まず、南米の友好国と秘密交渉。
近辺の公海に、落下することをご承認頂く。
そして発射。
直後に(表敬訪問で寄港後)日本へ帰途中の海上自衛隊の艦船が、
ロケットの残骸を回収。
その友好国に公式謝罪。
タテマエ上は、衛星の打ち上げの際、
何らかのロケットのトラブルで
偶然そこに落下した・・・・

もちろん日本の周辺国は、そう理解しません。
『何故、落下点近くに海上自衛隊の艦船がいるのか?』
事実上の実験成功は、
北朝鮮はもちろん、中国全土、
ロシアの首都、モスクワも十分に射程に入ることを意味します。

2.民生用ロケットの増産を行います。
主旨は、宇宙ビジネスの強化。
世界の民生用衛星を、たくさん打ち上げるための、
あくまで『納期短縮の為』。

そして、核を持つのフリ開始です(実際は保有しません)

3.非核三原則の『持ち込ませず』を見直す予定ですと、アナウンス(あくまで検討中)

4.非核三原則の『持ち込ませず』を辞めます宣言

5.(米国と通牒して)米海軍の輸送艦が横須賀に到着
海上自衛隊も港まで護衛に参加

6.ものものしい警戒で、何かのコンテナが日本の自衛隊基地に輸送されます
(もちろん中身は、何も無し)。

7.『核を持ち込んだのではないか?』とマスコミが騒ぐ

8.『これまで通り事前協議の対象。米国から通知が無い以上
核の持ち込みなど、あり得ない』と政府答弁を繰り返す。

9.ロケットの製造工場からパーツの一部らしきものが
時々、自衛隊基地に運ばれます(実は、これも中身はカラ)。

さらに、フェーズがあるのですが、
おそらく、以上いずれかの時点で
中国とロシアが、
日本への核の恒久的持ち込み禁止を求めてきます。
尖閣諸島問題、北方領土等のあらゆる交渉が不利になることも
想起されるからです。

あとは、米国と中ロの2ヶ国を巻き込んで、
日本への核の恒久的持ち込み禁止という交換条件で
北朝鮮の全面的核廃棄を実現させます。

・・・この策、思いつきは素晴らしいですが、
スンナリとうまくいくのでしょうか?
たぶん無理でしょうね。
下記の問題点があるからです。

安全保障に関して、米国が日本に絶対保有を認めない3項目があります

・核の保有
・ミサイル(ICBM)の保有
・超大型の航空母艦(米海軍が所有するのと同サイズ)の保有

すべて、日本のパワーが強くなるものです。
若し保有を認めたら、
アジアでの、米国の発言力が低下するからです。

よって、上記の架空戦術も
同意を得られないでしょうね。