本日は、令和2年(2020年)12月31日(木)
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】

ブログで都度、私は人(集団内)には、
必ず【バラツキ】(分布)が生じると綴っています。

例えば、有名な老舗で、あろうことか失礼な接客を受けた際、
その会社全体が悪いのでなく、偶然【ハズレの人】の人に当たったと考えるべきという立場をとっています。
もし、全員が失礼な社員なら、老舗どころか既に会社が消滅しているからです。

関連して、
団塊世代(私のひとまわり上の世代)、
バブル世代(私が就職してから数年後に社会人になった世代)が、
酷いという見解も、極端に偏っています。

いつの時代も、一定数の優秀な方がいます。
問題なのは、同時に毎年出現する、マイナス側の社員のレベルが極端にひどい。
その為、気の毒なのですが、当該世代が悪い意味で目立っているにすぎないのです。

最近、一部の若い世代に増えてきたマイナス社員、そのレベルの酷さ。

B2B(BtoB:企業間取引)製造業で働く
学生時代の同級生や、会社勤務時代からお付き合いが続く知人が
口を揃えて嘆いています。この先日本は大丈夫か?と。
特に文系出身者で、マイナス社員の思考と行動。
まず、【営業】という業務について、とにかく(正確にはあらゆる手をつくして、何が何でも)忌避。

当の本人は、[企画だ][施策だ]と、販売手法の号令をかけるだけ。
あとは、営業部門に丸投げ。自身は一切関与しない。
要は、口先だけ。

現場の業務(営業)は、
所詮【穢れ(けがれ)】で、我々は関せず(上から目線の極み)。
どうみても、前線で受注活動にまい進する
営業担当者を馬鹿にしているとのこと。
武士を小馬鹿にしていた、かつての中世の貴族階級気取りだと。

末期の典型 全員が司令官の会社

さらに話を聞くと、深刻です。
前線で働くはずの若手社員が、号令を発するだけの会社というのが存在します。
つまり、若手社員も司令官。

社内では、たくさんのプレゼン会議開催され、
あちらこちらで「右むけ、右!」号令のみが飛び交います。
全員が司令官。
結局、「右むけ、右!」の号令に対し、右をむく者(施策実行者)がいない・・・(笑)

この兆候はゆゆしき大事ですね。
原因は?
額に汗して働くことが、カッコ悪いという思考?
働き方改革が曲解されて、とにかく働かないことが美徳?
努力して成果を上げるより、口先だけで乗り切る方が楽という考え?
・・・正直ありえないです。会社が経営破綻するのでは?

知人達は、まじめな若い社員が気の毒だと憂いています。
資源のない日本が、なぜ豊になったのか、
昔も今も同じで、外国から原料を仕入れて、知恵と努力で他の国では簡単に真似できない
付加価値のある製品に仕上げて、海外に努力して販売。
結果、外貨を獲得したのが主要因(加工貿易のモデル)。
マイナス側の者には、日本が石油等のエネルギー資源大国という意識(働かなくて良いと勘違い)があるのかもしれません。

残念ながら、経営コンサルタントの若手の一部にも存在しています。

今年、同様の事案が4例ほど続きました、
うんざりしたので、まじめな同業の方への注意喚起と、不届き者への警告を兼ねて綴ります。

私の専門分野である、B2B(BtoB:企業間取引)製造業のマーケティング&セールスのテーマで
まずは、[協業]・[顧客を紹介しあう]・【情報交換】という名目で、対等な立場ですり寄ってきます。
ところが、よくよく聞いて見ると、決して対等ではない。
相手方の情報は、とてもレベルの低い内容です、こちらが得るものは何もないのです。
つまり、対等と称して、手っ取り早く私のノウハウを [無料で得るという魂胆]が見え見えです。

圧巻なのは、その不確かな経歴。
キーエンスほどではないですが、営業力のある会社に在籍していた・・・
ところが、営業の実務の話題になると、どこか怪しさを感じます。
喧伝している営業成績云々より、
(「この人物は本当に、その会社の営業部門にいたのだろうか?
というか、本当に営業という職種を経験したことがあるのだろうか?
」)。

そして私は「協業等の際は、経歴のエビデンスを求めています。
退職した会社に、いまさら勤務の証明云々は大変でしょうから、
次回【年金手帳】を持参してください、複写提出は必要ありません。
その場の閲覧で確認させていただくだけで結構です。もちろん私の分もご用意できます。
私は、勤務していたキーエンス、アンリツ。そのあとは独立したので空白。
あなたと同じく年金手帳を自身で保管しています」。

その後は、予想通り。
連絡が一切つかない。
メールや携帯にコールしても、つながらない。
一体、何者だったのだろう・・・
その後の対策、
対等なんてありえないというスタンスにしました。

B2B(BtoB:企業間取引)製造業のマーケティング&セールスの
ノウハウが欲しければ、正当な対価を支払っていただく。
もちろん、断る場合もあり。

かつて【知恵ある怠け者】を綴りましたが
本日登場した上記の者すべては、【悪知恵働く怠け者】に相違ありません。
私個人は、今後一切、関わりたくないです。

関連して:キーエンスの創業者が、研修で語った許せない社員
「お神輿(おみこし)談義より」

お祭りといえば、お神輿。とても重いもの。
みんなで担いで進みます。

キーエンスの創業者曰はく
「お祭りの際、ワッショイワッショイと掛け声だけは勇ましいが、
実は神輿を担いでいない者がいる・・・こういう社員が存在する会社であってはいけない」と。
その心は【きちんと働きなさい】という当たり前のこと。

30年以上前の話題ですが、現在の企業が抱える問題を予見されていたわけです。
いつも申し上げていますが、キーエンスの創業者は、天才ナポレオンのような人物であります。

冬休みに読書はいかがですか?

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現在の【働き方改革】にマッチしているとの
ご評価があります。
目次から抜粋すると、下記の青の部分です。

高い利益を獲得する秘訣。スピード経営の実践
市場参入後に注力すべきこと
◆全社で実施すべき取り組み
◇【実例】社内間の連絡
◇【実例】社内の会議
◇【実例】経営トップが直接関与すべき場面