本日は、令和2年(2020年)12月31日(木)大晦日
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】

本年最後のブログは、少々あたたかい話題を。

ステンレスボトル(古い言い回しですと、魔法瓶)が全盛ですね。
アウトドアのニーズに加えて、エコや倹約ブームが背景にあるのでしょう。

私の中小企業診断士試験受験時代、休日の自習室通いの際、
そして受験当日も、800mlという大容量のステンレスボトル(「山専用ボトル」という呼称あり)を
活用していました。

入院とステンレスボトル

新コロナ騒動前の2018年冬。
知人が入院しました。

面会時間は厳守(という建前)。
通用門で守衛さんに尋ねると、ただいまの時間はダメですと
規則通りに拒絶されます。
ところが、消灯前や早朝でない限り、
無言の会釈だけで入館できる
ある意味ユルユルの私立病院でありました。

お見舞いにいったら、「退院まで無償貸与」と
別の知人からの山専用ボトル(最新モデルは何と900ml)。

彼は紅茶好きなのですが、術後の歩行が困難。
給湯室が離れているのを、気遣っての貸与でしょう。

お見舞客には、給茶業務が課されます(笑)
まずは、給湯室でボトルに熱湯を頂く(セルフ・無料)。
そして病室で、知人から紅茶が振る舞われます。
ポットやカップは洗ったりと面倒なので、
ティーバッグと、大き目の使い捨て紙コップ。

紅茶といえば、ダージリンかアールグレイ程度しか知らない私。
人生で初めて「ウバ茶」をいただきました。
ストレートで頂きましたが、美味しいのひとこと。
スリランカ政府認定のライオンマーク。
大手総合商社が輸入するホンモノ。
ところが、値段は激安!

帰り際には、再度ボトルに熱湯を満たします。
知人は、夕食後と就寝前に利用。
このボトルの保温力は群を抜いています。

お隣の方は大のコーヒー好き

病室は広いのですが、2床の相部屋。
奥に初老の男性、社交的な紳士。ほぼ同時期に手術と入院。
知人とはウマがあうようです。

知人は共働き。
自宅が近いので、会社帰りに週に何度か
奥さまが顔を出されます。
肌着やタオルは、休日に一週間分まとめて持参されるようです。

対して、隣の奥さま。
毎日お見舞いに来られるとか。
「タオルとか一週間分だと、重くて大変なので」と
おっしゃられていましたが、ロッカーには肌着やタオルが満タン。
本当は、毎日旦那さんのお顔を見にこられているようです。まさに、おしどり夫婦。

ある土曜日に見舞いに出向くと
その紳士の娘さん夫婦が、お見舞いに来られていました。
不自由はないかとの問いかけに、
朝食後の午前にコーヒーが飲みたいと。

地下に、一杯200円のドリップコーヒーも販売する売店がありますが、開店はお昼前。
午後は連日利用しているが、朝は開いていない・・・

知人の枕元のステンレスボトルがヒントになったのでしょうか?
娘さんが、「お母さん、コーヒーを魔法瓶にいれて持ってきたら?
午後の分まで用意したら、節約にもなるし、毎日一杯200円なら、
相当高級な豆買えるよ」と。
魔法瓶日替わり持参で解決・・・即実践。

午前のコーヒーは解決されたようですが、
午後は変わらず、地下の売店に通われたとのこと。

売店は、ご夫婦が経営されているようです。
販売されるコーヒーは、専門的な味ではイマイチでしょうが、
近くの長いすに座って
売店のご夫婦との会話を、楽しんでおられたとか。
高級な豆のコーヒーもかなわない、
接客力の勝利でしょうか?。

その隣の紳士。「懇意にして頂いているから」と、奥様に
知人のボトルを満タンにするよう指示されたり・・・知人は、とても恐縮していました。
その後、おふたりとも無事退院されて、いまも年賀状のやりとりを
されているようです。

皆さま、健康に留意されて
どうぞよいお年をお迎えください。

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目次から抜粋すると、下記の青の部分です。

高い利益を獲得する秘訣。スピード経営の実践
市場参入後に注力すべきこと
◆全社で実施すべき取り組み
◇【実例】社内間の連絡
◇【実例】社内の会議
◇【実例】経営トップが直接関与すべき場面