本日は、令和4年(2022年)11月1日(火)
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】

自身の輝かしい将来も見据えた、主に就活の学生さんむけに、
B2B(BtoB:企業間取引)製造業(卸売業)企業のセールス&マーケティングの業務で、
希少価値の高いビジネスマンに成長できる環境、Aチームが存在する可能性の高い企業の見分け方について、
私見を綴っています。

社員教育 その中身
深堀したい言葉『わが社は社員教育に熱心だ』

正直言って当たり前のことです。
特にルーチン業務をこなす社員には、ルールや手順を間違われると困るので、
職場でのOJTが充実していることが肝要です。

一方、クリエイティブな業務をこなすAチームの存在がある会社での、
社員教育というのは、別物であります。

基本的には、ルーチン業務に無関係なこと、
つまりルーチン社員に不要だという教育プログラムこそが、
クリエイティブな業務をこなす社員の育成に必要なのであります。

順を追っていきますと

[1] ビジネス本の奨励

キーエンスの創業者が実践した、『経営を本から学ぶ』です。
勤務していた当時は、B2B(BtoB:企業間取引)製造業むけ(→当時は法人営業むけと言われていました)の研修講師は少なく、
特にセールスとマーケテイングに関して役立つ内容は絶望的だったと思います。
とにかく、個人むけセールスと区別がされておらず、飛び込みセールスの演習や気合・精神論が主体。
マーケティング手法も、訪問する顧客の周辺に、あたりかまわず、チラシを投函するという手法でしたから・・・
よってビジネス本から知識を得ることが最良策だったのかもしれません。
創業者も従業員に読書求めましたが、学生時代に読書が好きであった私自身も、
さすがに遠方顧客担当の営業車運転で、連日クタクタでしたので、創業者ほど熱心に読書を実践していませんでした。

[2] 外部との交流・・・セミナー参加

セミナー参加は、本と異なり相手方は人がメインとなります。
本の中身以上にバラツキ(あたりハズレ)が大きいこともありますが、読書と同じです。
数をこなしていると、たまに大当たりすることがあります。

外部セミナー参加で良かったと思うこと
アンリツに転職後、かつて綴りましたが、有給休暇の際にポケットマネーで参加。
セミナーの中身より、参加している方との交流でスキルアップを図りました。
私は、都度参加されている『意識の高い常連さん』と知り合う機会を得て
、当時の業務の問題点や課題の抽出ができるようになりました。

成果は、キーエンス時代に考案した破壊力のある販売手法を超えた
キーエンスをも追い込む独自の販売手法を構築

いま振り返れば、30年前に何と、
GAFAのマーケティング手法を取り入れていたのです・・・

当時のアンリツの社内調べですが、このフレームで1992年度に対キーエンス、シェア逆転に成功しているはずです。
今、思えばセミナー参加の費用を会社負担とすれば、
クリエイティブな社員は増加するはずだと、今現在も確信しています。

次回も、希少価値の高いビジネスマンに成長できる環境、
Aチームが存在する可能性の高い企業の見分け方について、私見を綴っています。
テーマは[社長の姿勢を見れば、Aチームが存在するか否か、おおよその判断ができるかも]としましょうか。