本日は、令和4年(2022年)11月4日(金)
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】

自身の輝かしい将来も見据えた、主に就活の学生さんむけに、
B2B(BtoB:企業間取引)製造業(卸売業)企業のセールス&マーケティングの業務で、
希少価値の高いビジネスマンに成長できる環境、Aチームが存在する可能性の高い企業の見分け方について、
私見を綴っています。

結論として、『最後は社長次第』に行きつきます。
社長が採用面接に同席するか否かで、その企業にAチームが存在するかおおよその
判断できます。
社長が同席する会社にすべて、Aチームがあると断言はできませんが、
採用に同席しない会社には、あまり期待できません。
本音は、
※大量採用・大量退職の会社で、残る人間のみに関心があり
※クリエイティブな業務は、社長の専権事項。よって、方針を忠実に遂行する社員が欲しい
※以上の共通点として、応募者は誰でもいい。

さて、1987年に私が入社する以前のキーエンス(社名リード電機時代)。
現在と異なり、知名度のない中小企業として新卒者の応募を待っていても絶望的
・・・会社訪問解禁日に就活の大学生が誰も並ばない。

業績伸長の為の増員は、やむなく中途採用がメインとなります。
当時、採用にあたっては、必ず最終面接に創業者が対応するのが慣例だったようです。
キーエンス創業者が求めたのは、全員がAチームで活躍できる人材です。
口癖の『何事も考えて行動して頂きたい』から見てとれます。
ところが、中途採用者の採用面接に、創業者が直接関与しない時代に移行していきます。

初公開
キーエンス中途採用と新卒者との明確な区分が始まった時代
:1980年代後半~

私が入社する1年前の1986年あたりから、採用は新卒者がメインとなりますが、
それでも業績伸長の為、毎年、中途採用も相当数実施していました。
ところが、ある転機が訪れます。

創業者の面接試験は、新卒予定者のみが対象へ

さらに入社後、創業者の講話を拝聴できるのも新卒入社組のみとなります。
そう、新卒入社組と中途採用者との明確な区別が始まります。
次回以降は、当時のキーエンスの採用秘話
・新卒者採用の背景。一流大学・偏差値の高い大学からの新卒採用への想い
・新卒者採用への優遇措置
・当時、新卒同期入社組も知らなかった『お断わりしていたはずの、OB訪問の例外』等々の、
初公開のテーマをメインに綴りましょうか。