本日は、平成26年(2014年)1月26日曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 中小企業診断士の立石です】
土日・祝日のテーマは「バラエティ」です。昨日に引き続き、私が新卒で入社した株式会社キーエンスの話題です。当時のキーエンスは中小企業から大企業へ飛躍する頃でありました。現代の中小企業経営者に参考になることも多いと思います。私の頭の中の記憶を綴りますが、もう四半世紀以上過ぎたので、ボンヤリした内容かもしれません。最近は何事につけ日記を書いておけばよかったと後悔する日々です(笑)

本日のお題「少人数の販売グループと責任者」
1987年(昭和62年)初夏。担当事業部と所属する販売グループも決まりました。7月に正式な販売地区が確定するまで、私は精密計測機器の直販営業というものを、しっかり学習することになります。
キーエンスの営業部門は、一般的である少人数の販売グループ制です。売上が増えればもちろん増員。明確な決まりは存在したのか理解していなかったのですが、6人を超えれば新しいグループが編成されるといったような記憶があります。
少人数制の意図は、他の会社と同じで「責任の明確化」の意味合いもあると思います。ぶら下がる社員など存在しえない(もちろん許されない)、営業担当者全員が毎月の売上予算達成を目指す仕組みであるはずです。
各グループにはリーダーが配置され、複数のグループがあればリーダー兼任でひとつ地位が上の責任者も存在します。ここまでが、一般の会社でいうプレイングマネージャー(担当課長)に相当するかもしれません。自身の売上予算とグループ全体の予算はもちろん、部下教育指導についても責任があるので、正直いって超激務です。
当時、責任者レベルの方は入社5年を超えた方が大半です(私が本格的な新卒採用第4期生なので、当時責任者全員が中途採用者)。なかには論功行賞というよりも、急成長による増員で年功序列の恩恵を受けた方も、ごく一部にいたようでしたが、ほとんどの責任者が凄腕の方ばかりです。
私が当時、何もわからない新卒だったので、そう見えたのだろうと指摘をうけそうですが、責任者やリーダーを対象にした集合研修に携わった、外部の教育コンサルタントの方が「なぜキーエンスが急成長しているのか納得。30歳前後の社員が、これほどレベルの高い会社が存在するとは…」と舌を巻いたらしいです。
もちろん私が所属するグループの責任者も「本当に凄い方」でした。新卒の私は、当初希望の自宅近所の勤務もかなわず、はるか500km以上離れたこの地に赴任したわけですが、この営業所への配属、そして上司にあたる責任者、グループの先輩方にお逢いできたことには、感謝してもし尽くせない。いま思えば、私は本当に運がいいと思います。次回もキーエンスの新人営業担当者の頃の記憶をたどりましょうかね…

『元キーエンス社員の回想、通算100回』にして、学生さんむけ、社会人むけ、そして経営トップ・事業責任者むけの記事をまとめてみました(コチラをクリックしてください)。