本日は、平成30年(2018年)12月15日(土)
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】

前回綴った、【秦】が滅亡したのちの中国では、
項羽(コウウ)と劉邦(リュウホウ)との戦いを経て
漢帝国が成立します。

漢は前漢・後漢の時代があります。
その【後漢】末期あたりからを記述した歴史書で
有名なのが三国志。
英雄と武将、そして軍師が登場いたします。
映画等は『三国志演義』がベースになる場合が多いようですね、

経営コンサルタントは軍師にあたります

劉備(リュウビ)に仕えた大軍師、
諸葛亮(ショカツリョウ:孔明)を目指している
経営コンサルタントも多いと思います。

私は、正直言って実力的にも孔明に絶対になれないと、
諦めております。

一方、気になる軍師がいます。
『三国志演義』で、孔明(コウメイ)が登場する前に
劉備に仕えた徐庶(ジョショ)です。

劉備(リュウビ)のもとには、
一騎打ちでは天下最強レベルの将軍達がいました。
関羽(カンウ) 張飛(チョウヒ) 趙雲(チョウウン)・・・
ところが、自軍は敗北を重ねて各地を流転する日々。
決まった領地も持てない有様(まさにトホホの状態でしょうか)。

どうすればよいか、水鏡先生に面会したところ、
『あなたのところには、勇猛な武将がいるが軍師がいない。
軍師として、臥龍(ガリュウ:伏せている竜)か鳳雛(ホウスウ:鳳凰のヒナ)の
いずれかひとりを得れば、天下を治められると』。

劉備は、その軍師は一体誰で
どこにいるか尋ねたが
水鏡先生は、教えてくださらなかった。

後に判明しますが
臥龍(ガリュウ:伏せている竜)は、諸葛亮(ショカツリョウ:孔明)
鳳雛(ホウスウ:鳳凰のヒナ)は龐統(ホウトウ)です。

ほどなく、劉備は待望の軍師、
徐庶(ジョショ)を得ます。

宿敵の曹操(ソウソウ)が大軍で攻めてきます。
兵の数で劉備は全く太刀打ちできませんが
徐庶(ジョショ)の作戦で、見事に曹操軍を打ち破ります。
これまで、肝心なところで負けてばかりの劉備は、初めて実力で勝つことを
知り感激します。

一方、軍を派遣した宿敵の曹操(ソウソウ)は、大軍と不敗ともいえる陣で戦わせたのに
何故敗れたか不思議に思いました。
実は、劉備が軍師(徐庶:ジョショ)を得たことを知り、
大変な事態だと認識します。

ここで、戦乱の中国らしいのですが、
曹操(ソウソウ)は、敵の徐庶(ジョショ)を殺すのではなく
味方に用いることを考えます。
そして、見事な謀(はかりごと)で、曹操(ソウソウ)は、
徐庶(ジョショ)を配下に置くことに成功します。

徐庶(ジョショ)が、劉備と別れる日に
徐庶(ジョショ)は、後任として諸葛亮(ショカツリョウ:孔明)を推薦します。
劉備は、諸葛亮(ショカツリョウ:孔明)こそが、水鏡先生が話した臥龍(ガリュウ)だと知り、
当時ありえない、劉備の「三顧の礼(サンコノレイ)」に話が続きますが・・・

個人的に徐庶(ジョショ)が気になる理由

もちろん、徐庶(ジョショ)のようにスケールは大きくないですが、
日々のコンサルティング手法と方針に合致するからかも?と思っているからです。

例えば、売上高伸長を目指すクライアント。
劉備→熱心な社長さん
将軍→熱心な営業担当の皆さま
熱心な会社ですから、顧客対応も申し分なく
接客件数は、ライバル他社を圧倒しています。

ところが、頑張っているからこそ
全員が同じ認識(疑問)をお持ちです。
『もっと売れるはず・・・』
『他社より安くて良い製品を取り扱っている。
きちんと顧客対応しているはずなのに、
何故、受注競争に敗れるの?』等々。

はっきり申し上げて、以上のケースには、
やり方(戦い方)のアドバイスが必要です。
営業とマーケティングのスキル・ノウハウの提供で、
ガラッと変化するケースがあります:徐庶(ジョショ)の戦術指南と同じかも?。

アドバイス通りの手法を(とにかく先入観無く)、まずは実践したところ、
受注件数が増えた!苦戦していた受注競争でライバルに勝った!
勝利を体感された時の、皆さまの喜びの姿、
そして、それが自信につながって連勝していく・・・

これぞ、経営コンサルタントの私にとって
まさに『鳥肌が立つ瞬間』です。
劉備に仕えた徐庶(ジョショ)の緒戦勝利・・・
軍師冥利と同じかな?とも。
私は、大軍に勝った徐庶(ジョショ)の戦術のように、勝つ手法に
更に磨きをかけていきたいと思っています。

謀(はかりごと)の結果とはいえ、徐庶(ジョショ)は劉備の元を
早々に去っています。

これが、私の方針と合致しています。
私は、クライアントに「うまくいった時も、
経営コンサルタントを長居させないほうがいい」と
申し上げています。
経営コンサルタントのアドバイス通りに、
自己完結できるようになったら、コンサル契約を終了させる。
『ダラダラの関係は、お金の無駄ですよ』と、正直に申し上げております。