本日は、令和2年(2020年)7月20日(月)
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】

40歳代で、はじめての営業担当者になられた大先輩。
前回の続きです

大先輩。
数ヶ月後、別の営業部門に異動されたと
聞きました。
新たに赴任された部門の、主要取引先は
固定客。

但し、同一システムのリピートは、ほぼ皆無。
取引実績顧客からの、次のテーマの新規案件獲得とともに、
取引実績の無い、他部署のお客さまと接触し
新規案件を増やす活動が求められます。

大先輩は、赴任されてから即、
お客さまからの絶大な信頼を
寄せられたとか。
◎◎さんに依頼すれば、即対応・即回答される。とにかく早い』と。

ライバル会社が複数出入りする客先で、
持ち前の温厚なお人柄と【驚異のクイックレスポンス】が口コミとなり、
これまで面識の無かったお客さまから、『◎◎さんを』とのご指名も。
結果、ライバル会社を出し抜き、受注も続伸・・・

短期間で実績を上げられ、
赴任してから早々に、指導する立場になられたとか。

そのスローガンのようなものを伝え聞きました。
営業部門でもエンンジニア部門にも
早くやらなきゃ』。

これって、営業担当としのて新人(訓練)時代、
教育係(鬼軍曹)のDNAが、そのまま受け継がれていますね
(鬼指導は、前回につづっています。>>>コチラをクリックしてください)。

教育係の方が、大先輩に伝えたかったのは、
スキル・ノウハウよりも『営業担当者としての心がけ:マインド』だったような気がします。

実は、教育係の方の手法は【天才レベル】で、誰も真似ができません。
決して口には出されないですが、
それは教育係ご本人が、いちばん自覚されていたと思います。

月日は流れ・・・

つい先日、教育係(鬼軍曹)の方が、
定年退職されたと伝え聞きました。
もちろん、大先輩も引退されています。

営業という業務の適正や成績と、学歴、偏差値、体力とは相関が無い
何度が綴ってまいりましたが、
年齢やキャリアとも相関が無いことが
見事に証明された出来事です。

では、現在のお若い方への効率的な教育は?
もちろん、今回のテーマ通りにやれば
【パワハラ】【ブラック】でアウト。

続きはまた。