本日は、平成25年(2013年)1月19日土曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 中小企業診断士の立石です】
【土曜日】は教養ネタです。

中小企業診断士試験、一次試験の話題です。
以下は、すべて私見・個人的感想です

一次試験は全科目、選択式問題・マークシート方式です。

受験全7科目、すべての科目について
【広く浅く学習する】が有効な対策だと思います。

ひとつひとつの内容について
几帳面に【何故?】は、
結局、時間が足りなくなり、
科目全体を学習できなくなってしまいます。

基本的スタンスは
【何故?】より、
【いかに工夫して覚えるか】の実践が
合格のコツだと思います。

過去に出題された問題で、
難易度の高い設問は後回ししたり、
思い切ってパスすることは
間違っていません。

しかし、難問であっても、
基本的な論点は
しっかり学習する必要があります。
【経済学・経済政策】は
その典型的な科目だと思います。

*単に暗記していれば対応できるもの。
平成23年度経済学を受験された方から、
第2問について質問を受けました。

マクロ経済学の基礎論点が理解できていれば、即答できます。
名目【・・・】と実質【・・・】の変換。

名目【GDP】⇔実質【GDP】
名目【賃金】⇔実質【賃金】
名目【利子率】⇔実質【利子率】
以上の3つのうち、
ひとつだけ、
導出過程(計算式)が違うものがあります。どれでしょうか?

*暗記したことを「つなげるもの」。
マンデル=フレミングモデル
・IS-LM分析
・固定為替相場制と変動為替相場制
・利子率の異なる大国と小国間の資本移動
以上それぞれを「しっかり覚えて」「つなげる」という学習が
必要だと思います。
もちろん、【円高】と【円安】という用語は、
固定為替相場制では登場いたしません。

【経済学・経済政策】は【財務・会計】と同様、
時間的に余裕があり、頭がスッキリしている
寒いこの時期に学習を進めておくことが、
合格への近道だと思います。

受験生のみなさま、がんばりましょう。

 NEW  2015_2_03追記
マクロ経済学の基礎的な内容の一部ですが
一問一答として掲載してみました。
詳しくはコチラをクリックしてください。