本日は、平成25年(2013年)8月30日金曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 中小企業診断士の立石です】

1次結果が芳しくない方は、
来年も受験されるなら
いますぐ奮闘してください(→関連記事はコチラ)。

1次合格が、かたい方は、
10月の2次試験に向けて努力されているところですね。

平日ですが、
しばらく2次試験のテーマを続けます。

2次試験を巡っては、
さも、まことしやかな都市伝説があります。

聞き流される程度のものなら
問題ありませんが、
こと受験生に、間違いなくマイナスになるものについては
看過できません。

いくつか綴ります。
今回もすべて私見・個人的感想です。

解答が一切公開されない。
○→これは「事実」。反論の余地がない
実は、2次試験で確実なことは、この1点のみです。

では、<都市伝説>を下記に

<都市伝説>文字が汚いと採点されない
→●これは怪しい
(根拠)私自身と、同期合格者の字は、本当に読むのも難解。
それで合格しているので、きちんと解答を読んでくれているのは
間違いないからです。
確かに、きれいな文字のほうがよいのは確かですが…

<都市伝説>出題者の教授が
ホテルにカンヅメになって採点している
→●これこそ怪しい

もし、受験指導校の講師が、
こういうことを言っているのなら、要注意!
さも、人脈に試験機関の関係者がいるとか、
二次試験の本質を知っているように匂わせて、
「私の指導方針が正しい」と信じこませる
【集客の手法】と考えていいはずです。
うそつき講師は、指導法もデタラメです。

(根拠)
まず、どう採点しているかは、当然「未公表」。
「出題者の教授が
ホテルにカンヅメになって採点している…」

こういう発言している人は、
ホテルで採点している現場を
「実際に見たのか?」、
(関西のことばで)「見たんか?(笑)」
これで十分ですね。

そして今回は、せっかくですので、
ひとりの担当者で
採点することが事実上無理だということを
「採点できる実質の期間」という観点から
考察してみます。

本年の受験者を
受験者が少なかった
H23年度の4003名
ざっくり4000名と仮定しましょう。

試験終了後から合格発表までに
何日ありますか?

今年の2次筆記試験は10月20日(日)実施
口述試験を受験する資格を得た方の発表日12月6日(金)
つまり、試験当日と発表日を除けば
土日祝を含めて「46日間」

発表日の遅れは絶対に許されない。
国家試験なので
各手続きは「役所バリバリ」と考えてしかるべし。
つまり、突発的な事態に備えて
そして、正確さを期すために
すべての手続きに余裕をもたせているはずなのです。

発表日から、さかのぼって、あれこれの作業として
・筆記試験通過(つまり筆記合否)の通知。
通知には印刷物が郵送される。
日本の印刷機の性能は優秀なので
印刷作業自体、4000人分の印刷でも
1日はかからないはず。
しかし、これは外部への委託業務であるだろうから、
納入された印刷物の記載内容に
(合格者と、不合格者の成績等)
ミスがないか「検査・立ち会い」が、
設定されているはず。

・合否基準の判定
一次試験のように
本当に60点がとれるとは
考えにくい(毎年難問)。
上位何割等の
相対評価とみられるので、
合格基準やABCDの
「しきい値」を検討する会議が開催されるでしょう。
点数と合格者数の関係等含めて
担当者が集合して協議する日程が必要。
さらに予備日も設定しているはず。

・採点の記録・集計
だれが何点だったのか
記録ミスは許されない・・・

どう考えても
上記の「手続」作業上、
採点作業以外に14日程度を要すと考えても
さしつかえないはず。

すると、46日-14日と仮定して
4000名の受験者×事例4科目で
総計16,000枚答案への採点は
休みなしで32日間で完了する必要がある。

一日あたり約500枚
一時間あたり21枚を採点する…
なにせ、睡眠、食事もとらずでは
ひとりで採点することは無理です。

ひとつの事例につき
ひとりが採点しているとすれば、
一日あたり約125枚
一時間あたり約5枚

但し人間には、食事と休憩と睡眠が必要です。
32日間ぶっ通しでは、一日6時間の時間は絶対必要です。

すると一日18時間で対応しても
一時間あたり約7枚。
1枚9分以内で採点する…

論述試験で
無理でしょう。こんなこと。

文字の汚い、私の答案を読むとしたら
絶対無理です。

しかも、ひとりの人間が集中して、連続的にできる作業でしょうか?
ということで
不可解な、都市伝説に惑わされないようにしましょうね。

受験指導校等の正直な講師選びの
ひとつの着眼点にも、なりますね。

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以上のことから

あくまで仮定なのですが、
複数の担当者が、採点を実施していると考えるのが
より妥当性が高いと思います。

その場合、
採点については、
当然、「公正」であることが求められます。

仮に、採点する甲と乙がいて、
採点者による採点基準にバラつきがあると
国家試験としては問題です。

この点からも、
勘の良い方は、2次試験の合格答案の書き方が、
わかっているはずです。
試験対策も一点に尽きます。

私と周囲の合格者のほとんどが
同じ見解を持っています。

次回は
解答についての「都市伝説」を
ギリギリの範囲で書きたいと思います。