本日は、平成27年(2015年)5月5日祝日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 中小企業診断士の立石です】

ゴールデンウィークが来れば思い出すこと・・・そのひとつを綴ります。
本日の内容は、個人事業主として独立後、「記帳や税務申告」でお悩みの方への参考情報です。
既に、公認会計士や税理士の先生とコンタクトを取られている方は、読む時間が無駄になりますので、是非スルーしてください。

12月の賞与を開業の資金に充てて、新年1月に脱サラして起業!ただいま、独立してから数か月が経過している方も多いと思います。
今回は、私の独立駆け出し当時の「会計(記帳・税務申告)」で悩んだ経験談をお話しいたします。(いま思えば、お恥ずかしい限りの内容です)。
10数年前、私も年の初めに開業いたしました。個人事業主なので登記の手続きなどは不要。必要なのは「開業届」等の提出でした。税務署宛て提出の書面で「青色申告」を選択しました。65万円の控除が受けられるとのことで、当時は「何となくメリットがありそう・・・オトクな感じ」という程度の、あいまいな感覚での選択でした。開業当初は、どうやって売上を確保するかに一生懸命で、会計や税金のことまで頭が回らないというのが本音(源泉徴収されていた会社勤め時代と違って、12月末分までについて、翌年3月頃に確定申告が必要なんだろうな・・・そんな程度でした)。ところが、この「青色申告」の65万円控除のメリット。節税になる一方、当たり前なのですが、日々きちんと記帳して帳簿を残す必要があります。家計簿のような現金の増加減少でなく、そう「複式簿記」によるものです。

そして、ただいまのゴールデンウィークの頃でした。領収証書や請求書が次第に増えてきて、そろそろ記帳しなければマズイな・・・と焦り始めました。あれこれの台帳を作るのは大変だなあと悩んでいた時、家電量販店のパソコンソフト売り場に出向きました。そしてついに、日々発生した項目を入力しさえすれば、決算書や総勘定元帳も自動的に完成されるという、個人事業者むけ青色申告対応の会計ソフトを目にして大感激、即時購入しました。

PCへの導入は、普通のパソコンソフトと変わりなく簡単。学生時代に簿記3級の資格を取得していたので、左右(借方・貸方)どちらに入力する程度は理解しているはずなのですが・・・・
予想通り、記帳(正確にはPCへの入力作業)を続けていくうちに「壁」にぶちあたりました。
★会社勤めの時には、絶対目にしない科目(事業主貸、事業主借)、
そして
按分(「あんぶん」と読みます)
当時の私は、以上の内容程度で簡単にギブアップしてしまいました。

困りはてて、この市販の会計ソフトも熟知されている青色申告会さん(都内某所)に入会いたしました。以来、ずっとお世話になっています (その青色申告会さんへの入会は、入会金2,000円、月会費2,000円でありました)。現在も会員となっています。
初年度は、月に一度の個別相談会にノートパソコンを持参して、窓口で記帳(入力方法)のマンツーマン指導をして頂きました。事業では、現金での支払い、クレジットカードでの支払、銀行口座を使った支払云々があります。嬉しいことに、2年目からは記帳(入力)にも慣れてきて、個別相談に出向く機会も減っていきます。確定申告の際も「左右(借方・貸方)合っていますね」で一発クリアとなります。
入会して、さらに助かったことがあります。記帳相談を受けるうちに会計知識もついていきます。おかげで、その後に受験を決意した、中小企業診断士試験の財務会計(アカウントの部分)を、さほど苦しまずに理解できたことです→特に「経過勘定」今期の経費になるや否や・・・
また、入会すれば記帳相談以外にも、会員むけのサービス(共済等々)があります。
当時もいまも同じ思いがあります。あくまで個人的感想なのですが
「会計の件で、あれこれ悩むよりもっと早く青色申告会さんに入会しておけばよかった」であります。
ご参考までに。
オトクな情報(肝心なこと)
※青色申告会の会費は、事業を行なう上で必要なお金です。
よって、経費になります。

UP(最新) 動画による情報配信を開始 :「立石シゲオの経営ビジネス情報

B2B(BtoB:企業間取引ビジネス)の経営トップ・経営幹部の方を対象として、
お役立ち情報を配信して参りたいと考えております。
詳細につきましては、>>>コチラをクリックしてください。