本日は、平成29年(2017年)9月14日木曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 元キーエンス社員、中小企業診断士の立石です】

本日は、経営コンサルタントとして国が認める唯一の国家資格『中小企業診断士』を目指す皆さま、
特に、これより受験を決意された40代以上の方への激励です。

何度も綴りますが、ただいまの【新試験制度】においては、
中小企業診断士の資格取得に際して、第1次試験の合格は必須となっています。

以下に綴ります内容は、合格を保証するものでなく単なる私見です。
あくまで参考として、お取扱いください。

私も10月開講の講座を選びました

まもなく10月ですね。
受験指導の予備校では、
来年度の平成30年度中小企業診断士第1次試験と第2次試験合格を目指す講座が、順次開講されるようですね。

なかでも、10月開講のコースが、初学者の方の入校が多いと思います。
この週末の3連休に、決意新たに窓口で申し込まれる方も多いのではないでしょうか?

同じく初学者であった私は、2009年の10月に入校。
働きながら、そして通学しながら学習を進めました
(私が、働きながら通学を決意した経緯は、コチラをクリックしてください)。
学費は決して安いものではありません。
私は、学費(30万円弱ですが、一応札束)をお支払した瞬間、
合格にむけて、決意のスイッチが入りました。

7科目受験で通学するなら、遅くとも10月入校がオススメです。
翌年の1次試験、ともに合格した勉強仲間のうち1名が
11月開講のコースに入校した方でした。当初ついていくのが、とにかく大変だったと・・・
【7科目受験での1ヶ月間】は貴重です。
現時点で入校を決めている方は、「迷わず10月!」が無難だと思います。

40代後半の資格取得 中小企業診断士試験

私にとって、資格の取得と言えば、
学生時代の自動車運転免許に始まり、
危険物取扱者等々・・・最後は30歳代後半の「毒劇物取扱者試験」(東京都)を受験、 すべて一発合格しました。

取得した資格の筆記試験対策は、経験として過去に出題された問題を徹底的に暗記すれば、
合格できるものだと。

ところが、中小企業診断士試験は、さすがに国家資格だけあって、
過去問題の暗記・理解だけでは、合格に至らないものだと理解いたしました
(正しい判断だと思います)。

中小企業診断士の受験勉強を開始した時点で、私は46歳でした。
20代当時に比べて、記憶力は確実に落ちていると実感いたしました。
7科目といえば、相当な範囲と量・・・勉強開始当初、絶句しました。
何か、工夫が必要だと模索していました。

記憶力が低下した40代後半の中小企業診断士試験 合格の秘訣①
科目別「すぐ見直せるメモ」の準備

一発で記憶できるというのは、もはや過去の遺産です。
そこで、「すぐ見直せるメモ」が必要だとわかりました。
特に、財務・会計の計算問題については、
自分なりの解法手順を記載していたことが、結果として良かったと思います。

また、この「すぐ見直せるメモ」があったおかげで、
翌2010年の第1次試験合格(その年の2次試験は不合格でした)の翌年、
保険として受験した2011年度の第1次試験が、さほど苦労もなく合格できたと思います。

記憶力が低下した40代後半の中小企業診断士試験  合格の秘訣②
繰り返しの学習と「すぐ見直せるメモ」・ルーズリーフを利用

記憶力について(質)が見込めないなら、
繰り返しの学習(量)で対応するのみです。
まず、テキストの最初から最後まで、すみやかに学習を終了させます。
後に、再びテキストを最初から最後までを・・・この浅く・広くの学習を繰り返す手順は、
広い範囲で出題される中小企業診断士第1次試験対策として、妥当だったと思います。
つまり、わからない項目、覚えられない項目は、
割り切って次に進む、いま理解できないことは、
次に理解できれば良いというスタンスです。

テキストを再度読み返して新たに理解できたこと、
講義や模擬試験等で得た新たな知識等の記録に際して、
ルーズリーフ選びました。
同じテーマについて簡単にページを増やせるという点で、とても重宝しました。
また、本試験直前の時期には、理解度の低い項目のページのみ残す手法をとり、
「残り日数で何をやるべきか?」学習の優先順位が把握できるというメリットも、ありました。

私は、A5サイズ(A4の半分のサイズ)を選択しました、
小型なので、移動中の電車の中でも、さっと開いて確認しやすかったことです
(その場で追記することも簡単でした)。

合格を目指す40代以上の方々、がんばりましょう。