本日は、平成29年(2017年)9月15日金曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 元キーエンス社員、中小企業診断士の立石です】

本日も、経営コンサルタントとして国が認める唯一の国家資格『中小企業診断士』を目指す皆さま、特に40代以上で受験を目指す方への激励です。

40代後半の中小企業診断士試験受験  合格の秘訣③

記憶力低下を補完する 「すぐ見直せるメモ」の中身 1次試験(マークシート)対策:運営管理

1次試験はマークシート方式です。設問には【最も適切なものはどれか】【最も不適切なものはどれか】が多いと思います。

40代後半で、記憶力に不安になった私の中小企業診断士受験時代。補完する方法を以下に記載します。
【すべて丸暗記すること】は理想ではありますが・・・まず合格必須の1次試験に対処できる方法を、 当時の過去問より発見しました。いま現在はどうでしょうか?同じ傾向なら、是非参考にしてください。
まずは平易な例で、お付き合いください。中小企業診断士試験とは関係ないですが、
アメリカの首都はワシントンである。
フランスの首都はパリである。
中小企業診断士の試験でいえば、以上は「適切」です。
では、設問で「不適切」は、どういったふうに出題されるかです。
まず、出題されにくいのが、
アメリカの首都はニューヨークである。フランスの首都はマルセイユである。

ここで「不適切」のパターンを。上記○の例文と比べてみてください。
×アメリカの首都はパリである。
×フランスの首都ワシントンである。
つまり、不適切とされるものは、適切なものをケサがけにして出題されるという仕掛けを発見したのです。
となると、記憶するにあたって
アメリカとくれば【】の一文字、フランスとくれば【】と覚えておけば
対処できるということです。
運営管理のJIS用語の設問について、1次試験では下記のような
メモを用意しました。

当時【すぐ見直せるメモ】に記載していたこと 運営管理の場合

受験当時は、赤文字をしっかり覚えて【個々の】とくれば、個別生産だと覚えていました。受注生産や見込生産と、けさがけにする罠にひっかからないためです。なるべく、混同しやすいものを、まとめて一覧にするという手法です。

なお、私は、字が下手な為、今回あえてワープロ文字にしていますが
受験当時の「すぐ見直せるメモ」は、すべて「手書き」でした・・・手書きで正解です。入力に時間をかけるのは、勉強時間を圧迫して、もったいないからです。

合格を目指す40代以上の方々、がんばりましょう。