本日は、令和4年(2022年)10月26日(水)
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】

前回から、B2B(BtoB:企業間取引)製造業で、セールスとマーケティングの実務と、
コンサル業務、さらにヘッドハンティングを受けた経験などをふまえて綴っています。
現在も健康でありながら、〚終活】を悟った私が、初公開のエピソードも交えて
各本音を語っていきます。

希少価値の高いビジネスマンに成長できる環境、
Aチームが存在する可能性の高い企業の見分け方について、私見を綴ります。

業績伸長の要因を深堀する

単に、売上高・利益等の伸長のみでなく、
その内訳を研究したいところです。
取引している特定顧客への依存度が高い場合の業績伸長。まず取引先がトレンドにマッチして業績伸長、
その特定顧客むけの製品、カスタマイズ品等の売上比率がメインだと、極論Aチームは不要です。
こういう形態の企業において、セールス部門の命題は、既存取引顧客との良好な関係・維持。
キーエンスのように、自社オリジナル製品を、新規のお客さまにプレゼンして売込むという業務は少なく、
アテンドがメインという場合もあります。
具体的には、お客さまの引合のほとんどは購入前提。それを踏まえて
今度、〇〇が必要(購入)なので、技術担当者連れてきて
▲月◇日、こちらから行くので、会議室準備しておいてね
長期的に良好な関係を維持することも重要なので、定時後の接待・交際もありでしょう。
仕事は全て厳しいものですが、といっても、以上はルーチン業務。
技術的な内容は自社技術担当者に、まかせっきり
たいていは、社内での長時間労働とも無縁。
Bチーム希望の方には最適な会社ですが、
Aチーム所属でスキルアップを図りたい方は、回避したほうが無難ですね。

他にも見分け方があります。
続きは次回に。